週報 2024-03-22 いい加減な読書、訂正可能性の哲学とコードレビュー、古本まつり

03-16(土)お墓そうじ

今週のフリーレンを見た。フェルンさん完全に食いしん坊キャラになっててよかった。

😋😋😋

お墓参りに行った。しばらく行っていなかったので汚れが積もっていた。激落ちくんでゴシゴシ擦るとちょっとずつ汚れが落ちていく。掃除はやった分だけ成果が見えるので、やり始めてしまえばわりとたのしい。やり始めるまで腰が重いけど。

03-17(日)同窓会

高校の同窓会があった。レンタルスペースを借りてやることになっていたので、食材やら飲み物の調達から始まった。みんなでわちゃわちゃ相談しながら買い物をするのは楽しい。

それから本編が始まった。卒業してから会っていなかった人も多かったが、みんな元気そうでよかった。久しぶりに飲んだのでちょっと飲みすぎてしまった。反省。

03-18(月)二日酔い、『ルリドラゴン』を読んだ

二日酔いでベッドに突き刺さっていたら昼が終わっていた。お酒は飲みすぎないほうがいいらしい。

😴😴😴

『ルリドラゴン』を読んだ。主人公の女子高生がいきなりドラゴンになっちゃう話。ツノが生えててかわいいのだが当然本人は気にするし、火を吹いちゃったりもして、学校に行きづらくなってしまう。それでもがんばって行ってみると意外とクラスメイトには受け入れられる。そんなにすんなり受け入れられるだろうかと思ったが、友達にいきなりツノが生えてても「なんでツノ生えてんの?おもしろ」としかならないかもしれない。

長期休載していたらしく、最近連載を再開したらしい。単行本がまだ1巻しかないので、早く続きを読みたい。

www.shonenjump.com

03-19(火)いい加減な読書

『本は眺めたり触ったりが楽しい』にこんな一節があった。

本を読むというのは、本の中身を、読んだ自分の感想に合わせて、デフォルメすることなのかもしれない。中身を忘れても、あるいは間違って記憶しても、それはそれで立派な読書なのかもしれない。

似たような一節がもう一つある。

読書という、極めて個人的でひそやかで秘密めいた作業は、あらゆる記憶違い、思い違い、読み違い、を許容する。

人間の頭は記憶違いをするようにできているようなので、読んだ内容を思い違えたりするのは仕方がない。忘れることもよくある。読書そのものを目的とせず、読書をきっかけとして色々考えたり人と話すことを目的とするのなら、これらの問題は問題でなくなる。むしろ変なアイデアが生まれたりおもしろい話題になったりする。

この本を読んでいると、だんだん読書がまじめなものであるという考えがほぐれてきた。読書はいい加減なものでいい。

03-20(水)訂正可能性の哲学とコードレビュー

『訂正可能性の哲学』を読んだ。2部構成になっていて、ここでは前半について書く。雑に内容をまとめると、共同体においては「訂正」、つまり共同体における規則や意味を書き換える行為が重要で、これからの共同体は訂正可能性の場として構想されるべきだという話。そのためには一見保守的に見えるやり方で過去の不条理さを許容しつつ、しかしそれをすこしずつ訂正していくというのが現実的なやり方であるというのが主張だ。

ソフトウェア開発も訂正の連続だ。使う言語や仕様、コード、メンバーなどが絶えず変化する。それでも同じプロダクトを作っているという一貫性をメンバーはみな持っている。少なくともソフトウェアエンジニアに関しては、この帰属意識の形成にコードレビューが役立っていると思う。新しく入ってきたメンバーは、コードレビューという訂正の応酬を通してチームの慣習やルールを覚える。一方で新入りの指摘でルールの方を訂正することもある。既存のメンバーに関しても、訂正されたコードを日々のレビューを通じて受け入れる。そういう押し合いへし合いの中でメンバーがチームに馴染んでいき、ルールの定性によってチームの輪郭も少しずつ変わっていくのだと思う。

webgenron.com

03-21(木)沖縄そばを食べたい

この動画を見て、沖縄そばを食べたくなった。 www.youtube.com 沖縄そばはだいぶ前に沖縄で食べたきりだ。ラーメンともうどんとも違っていて、無言で一気に食べられる。調べてみると行動範囲に沖縄料理のお店があるので、今度行ってみたい。

03-22(金)古本まつり、ボンディ

所用で東京に行った。用事が済んでから神保町の古本まつりに行った。通り一面に古本でいっぱいのワゴンが並んでおり、いろんな人がそれを物色していた。特にお目当ての本があったわけではないのだが、随筆などを4冊ほど買った。そのうちのひとつが日本近代随筆選という本で文豪の随筆がいくつも載っている。帰りの新幹線で読んでみたのだが、古文でよく感じていた話題のぬるっとした変化がある。どれを読んでも面白いので、ときどきパラパラめくって読んでいく。

🍛🍛🍛

神保町に来たらボンディに行きたいと思っていたので行った。ビーフカレーを食べた。ここのカレーはじゃがいもが入っておらず、代わりに蒸した?じゃがいもがバターとともにそのまま出てくる。このじゃがいもがとても甘くてよかった。じゃがいもは蒸してバターをつけて食べるのが一番いいのかもしれない。カレーもおいしくて、大きな牛肉が5切れも入っていた。満足だった。

ボンディのビーフカレー
ボンディのビーフカレー